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データサイエンスが描き出す「モノづくり」の未来シナリオ ~産学連携シンポジウム~

2021/05/10

データサイエンスが描き出す「モノづくり」の未来シナリオ
       ~産学連携シンポジウム~

 

【日時】2021年6月17日(木)13:30~17:00
【形式】オンライン (Zoomウェビナー)
【参加】無料・要申込(下記)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_ICULQsHVSKqJjPwqiUSnpg
【趣旨】
 日本型モノづくりが世界を席巻した1980年代、わが国製造業界
は統計的改善の標準シナリオに実験計画法や多変量解析など当時の
先端管理技術を付加した製品設計・プロセス管理など統計数理的
にも世界を大きくリードしていた。技術統計学(Technometrics)の
パイオニアであるGeorge Box教授がベル研の若手研究者と来日し、
製造業を視察し、「日本はやっている。我々はやっていない。」と
嘆いたのが1987年のことである。以来、各国は学校教育・大学での
統計教育の抜本的改革を行い、産業界でデータに基づく問題解決を
推進できる人材を育成した。
 現在、世界がこぞってデータ駆動型時代の中でのモノづくり改革を
志向している。一方で私たちは「世界はやっている。日本はやって
いない。」と自戒する未来が、迫っているのではないかとの不安を
持っている。わが国製造業界の国際競争力が維持されている今こそ、
モノづくりにおけるデータサイエンスの在り方を踏まえ、行動変革を
興すべき時機ではないのだろうか?
 今回の統数研産学連携シンポジウムでは、産業界と統計数理科学
の先端知とを如何に繋げるか、モノづくりの産業競争力確保に必要な
データとは何なのか、モノづくり自体がデータサイエンスの観点では
どう進化しなければならないのか、そしてこれからの日本のモノづくり
に統計数理科学分野がどう貢献できるか等を産業界と共に考えてみたい。
(統計数理研究所長 椿 広計)

 

【プログラム】
13:30-13:35 オープニング ご挨拶 梶原 健司 (九州大学IMI副所長)
13:35-13:50 オリエンテーション 椿 広計 (統計数理研究所長)
13:50-14:20 
 講演1 ものづくりとソフトウェア – DevOpsとSoftware2.0
 丸山 宏 (花王(株)エグゼクティブフェロー、Preferred Networks Fellow)
14:20-14:50 
 講演2 データサイエンスと品質管理
 吉野 睦 ((株)デンソー生産技術部F-IoT室 担当次長・技師)
14:50-15:20 
 講演3 製造業におけるデジタルトランスフォーメーションの実践
 浦本 直彦 ((株)三菱ケミカルホールディングス執行役員)
15:20-15:30 休憩
15:30-16:00 
 講演4 データ駆動型材料研究の諸問題:現状と展望
 吉田 亮 (統計数理研究所教授、ものづくりデータ科学研究センター長)
16:00-17:00 パネル討論

 

【主催】大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所
【共催】九州大学マス・フォア・インダストリ研究所(IMI)
【問合先】
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所
運営企画本部 企画室 URAステーション 北村 浩三
携帯:(公用)070-7601-7827, E-mail:kitamuk@ism.ac.jp

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