このたび、一般社団法人日本機械学会法工学専門会議は、一般公開行事として、市民フォーラム「シナリオで学ぶ産学共同研究開発契約の勘所」と題する講演会を開催することとなりました。
法工学専門会議は、純法学的な立場ではなく、工学の立場から、技術の発展に役立つ法の創造を目指しています。そこで、今回は、中小企業が地方大学の研究室と共同で研究開発を行うというシナリオに沿って、企業の言い分、大学の言い分を提示し、公平な立場で作られた「共同研究開発契約」によって成果が公平に利用され、最終的には、社会全体の利益にもなる、ということを議論します。
◆日 時:令和5年9月3日(日)13:00~17:00
◆場 所:東京都立大学 南大沢キャンパス 1号館 110室
(〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1)
https://www.tmu.ac.jp/campus_guide/access.html
◆参加費:無料(事前登録不要です。直接、会場にお越しください。)
◆プログラム:
13:00-13:05 開会の辞,趣旨説明
13:05-13:35 (仮題)イノベーションにおける産学連携の意義(隅藏康一)
13:25-13:55 (仮題)産学連携とUNITTの活動(加藤 浩)
13:55-14:15 「情報は無料」が原則 -知的財産法の役割(近藤惠嗣)
14:15-14:20 シナリオ提示準備(兼休憩)
14:20-14:50 仮想シナリオの提示(弁護士知財ネット)
14:50-15:20 企業側の主張(弁護士知財ネット)
15:20-15:50 大学側の主張(弁護士知財ネット)
15:50-16:35 解決の論理の解説(弁護士知財ネット)
16:35-16:55 総括と質疑応答(近藤惠嗣)
16:55-17:00 閉会の辞
◆問合せ先:
福田・近藤法律事務所 弁護士 近藤惠嗣
E-mail:kkondo@tokyo.email.ne.jp
◆主 催:一般社団法人日本機械学会 法工学専門会議
◆協 力:弁護士知財ネット