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会員機関の人材募集

名古屋大学 リサーチ・アドミニストレーター(URA)募集要項(応募締切10/21 17時必着)

2022/09/28

名古屋大学では、研究・産学官連携活動を支えるリサーチ・アドミニストレーターを新たな職種と位置付け、積極的に育成・登用してきました。現在、関連組織を一体化した「学術研究・産学官連携推進本部」を設置して、学術研究から産学官連携に至るまでを一貫して支援するための体制を整えています。
今回、本学の研究力のより一層の強化を図るため、その一翼を担うリサーチ・アドミニストレーターを下記のとおり募集します。
注:URAの組織図ならびにURAの配置状況については、当本部ホームページを参照願います。(http://www.aip.nagoya-u.ac.jp/introduction/index.html

1 募集人数 任期付正職員 8名
(募集職階)  □ 首席URA   ■ 主幹URA   ■ 主任URA   ■ URA
 (※ ただし、知識・経験等を考慮し、別の職階となる場合があります)
2 職務内容と応募に必要な経験・能力等 以下の表の区分ごとの「主な職種」に記載した職務を果たしていただくことになります。
区分ごとに応募者に求められる資格等は、「必要な資格・知識・経験等」に記載したとおりです。意欲と行動力を有した方々の応募を歓迎します。

 A.企画・プロジェクト推進部門(企画戦略) 2名
 【募集職階】 ・主幹URA、・主任URA ・URA
<主な職務>
・学術研究・産学官連携推進本部における研究者支援、外部資金獲得等に関する企画・運営業務。具体的 には以下のとおり。
① 研究力強化策の企画・立案・運営の支援。
② 競争的資金獲得支援(プレアワード)、獲得後のプロジェクト運営支援(ポストアワード)
特に国・自治体等の政策・周辺関連情報の収集から関係組織間調整、拠点構想企画・運用など幅広く担当します。
<必要な資格・知識・経験等>
・博士の学位、又は上記の職務に関し知識及び経験を有すると認められることをその資格とします。知識・経験等に関し、特に必要なことを具体的に挙げると以下のとおりです。(一部または全部を有すること)
① URAという職種と担当業務の理解
② 大学における研究又は研究支援の実務経験。URA若しくはURA類似職として組織的な競争的外部資金獲得支援、又はプロジェクトマネージャーとして事業運営を担当した経験のある方は尚可とします。
③ 企業のR&D部門における事業企画、運営,管理等の実務経験

B.研究支援・人材育成部門(研究推進) 2名
【募集職階】 ・主幹URA、・主任URA ・URA
 <主な職務>
・学術研究・産学官連携推進本部における研究者支援、外部資金獲得等に関する企画・運営業務。具体的には以下のとおり。
① 科学研究費補助金を含む、学術研究予算獲得のための研究者支援。
② 外国人研究者の研究支援。
③ 若手研究者育成のための諸活動の企画・運営。
④ その他、本学の研究力向上、研究人材育成に関わる業務。
<必要な資格・知識・経験等>
・博士の学位、又は上記の職務に関し知識及び経験を有すると認められることをその資格とします。知識・経験等に関し、特に必要なことを具体的に挙げると以下のとおりです。(一部または全部を有すること)
① URAという職種と担当業務の理解
② 大学における研究又は研究支援の実務経験。URA若しくはURA類似職として組織的な競争的外部資金獲得支援、又はプロジェクトマネージャーとして事業運営を担当した経験のある方は尚可とします。
③ 企業のR&D部門における事業企画,運営,管理等の実務経験
④ 外国人との日常の英会話能力

C.産学協創・国際戦略部門(産学協創ユニット担当) 1名
 【募集職階】 ・主任URA ・URA
 <主な職務>
・企業との共同研究等産学連携の推進に関する企画・管理・運営マネジメント業務。具体的には以下のとおり。
① 名古屋大学が保有する知見、技術、施設設備を活用した、企業との共同研究等産学連携の実施に関する企画立案・提案・調整
② 上記①の共同研究等産学連携の企画立案と実施に関わる大学教員(人文社会系教員を含む)との調整
③ 上記①の共同研究等産学連携の実施管理
④ 名古屋大学の産学連携制度の管理・運営および制度の改良
<必要な資格・知識・経験等>
・上記の職務に関し知識及び経験を有すると認められる者をその資格とします。修士以上の学位を有する者で、博士の学位を有することが望ましい。知識・経験等に関し、特に必要なことを具体的に挙げると以下のとおりです。(一部または全部を有すること)
① 大学、又は企業における産学連携のマネジメント経験(主任URAの場合)
② 研究開発プロジェクトの企画、運営、管理等のマネジメント経験
③ 社会、環境、経済・経営、人文、工学、医学、又は生命科学のうち、一つ以上の専門的知識

D.産学協創・国際戦略部門(産学協創ユニットSDGs担当) 1名
 【募集職階】 ・主任URA ・URA
<主な職務>
・SDGs達成を目標とした企業群との本格的な産学連携の推進に関する企画・管理・運営マネジメント業務。 具体的には以下のとおり。
① 名古屋大学が保有する知見、技術、施設設備を活用した共同研究等産学連携の実施に関する、企業への企画立案・提案・調整
② 上記①の共同研究等産学連携の企画立案と実施に関わる大学教員等との調整
③ 上記①の共同研究等産学連携の実施管理
④ 研究成果の社会実装に向けた事業化構想支援
⑤ ①から④に関連し、企業からの投資(例えばESG)を呼び込むような産学連携制度の設計
<必要な資格・知識・経験等>
・上記の職務に関し知識及び経験を有すると認められる者をその資格とします。修士以上の学位を有する者で、博士の学位を有することが望ましい。
知識・経験等に関し、特に必要なことを具体的に挙げると以下のとおりです。(一部または全部を有すること)
① 企業における産学連携のマネジメント経験(主任URAの場合)
② 金融機関等における事業企画、運営、管理等のマネジメント経験
③ 社会、環境、経済・経営、又は工学のうち、一つ以上の専門的知識
④ 技術の事業化経験(ベンチャー企業等の立ち上げ、事業会社における新規事業立上げ経験など)

E.スタートアップ推進室 1名
【募集職階】 ・URA
<主な職務>
     ・学術研究・産学官連携推進本部における「Tongaliプロジェクト」(東海広域5大学ベンチャー起業育成・支援)の以下の業務。かつ、これらの業務をオンラインでも行えること
① JST「START 大学・エコシステム推進型」の実施とプロジェクト管理
② アントレプレナーシップ教育の共同プログラムや学生・メンターの相互交流イベント等の企画立案・実施
③ 国内外の大学,研究機関,行政機関、企業等との連携と調整
④ その他、大学発ベンチャー育成・支援に係る事項との企画の立案・調整・協力
<必要な資格・知識・経験等>
・名古屋大学における教育・研究・社会貢献に対して意欲と熱意があり、上記の職務に関し知識及び経験を有すると認められる者を、その資格とします。また、修士以上の学位を有することが望ましいですが、下記の必要な知識及び経験があれば、代用可能です。経験がなくとも、これからチャレンジしたいという意欲をお持ちの方の応募も歓迎いたします。
① アントレプレナー育成やアントレプレナーシップの教育の企画、実施の経験
② ベンチャー起業・事業化の支援経験
③ 起業経験
④ ベンチャーキャピタル等におけるベンチャー投資の経験
⑤ 事業化の企画・運営等のマネジメント経験

F.知財・技術移転部門 1名
      【募集職階】 ・主幹URA、・主任URA ・URA
<主な職務>
     ・主にエンジニアリング系(工学・情報・理学など)の発明相談・発掘等研究者の知財創出の支援、特許権出願・権利取得から技術移転に至る一連の知財・技術移転に関する業務及び受託研究・共同研究や競争的資金の獲得における知財の側面からの支援、などを行う。
 <必要な資格・知識・経験等>
・上記の職務に関し、知識及び経験を有すると認められる者。知識・経験等に関し、特に必要なことを具体的に挙げると以下のとおり。
① 知財業務の高い専門能力を有し、企業や大学等における十分な実務経験を持つこと。
  ② 企業や大学等において特許ライセンス等の技術移転に関する実務経験を持つこと(特に海外企業への技術移転に関する実務経験を持つことが望ましい)。
③ 弁理士資格、知的財産管理技能士1級の国家資格若しくはこれらの資格に相当すると認められる実務経験を有すること。
④ 発明者や学外機関などの関係者との円滑な協働ができるための高いコミュニケーション能力などの資質を持つこと。
⑤ 博士の学位を保有していることが望ましい。

3 勤務場所 名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部
(名古屋大学 ナショナルイノベーションコンプレックス内)
4 勤務条件 (1) 任期
令和4年(2022年) 12月1日~令和7年(2025年) 11月30日まで 
(早く着任いただける場合には、採用日は前倒し可能。任期は採用日から3年)
なお、最長で採用日から5年を限度に任期更新の可能性あり。
(2) 任期の更新
・任期は更新を含め5年を限度とし、その後は、無期雇用ポストへの採用可能性あり。
※公募審査あり
・定年は60歳(知識・経験等を勘案し、65歳定年とする場合があります)。
(3) 勤務時間等
勤務時間:平日午前10時から午後3時までをコアタイムとするフレックスタイム制、もしくは固定時間制(8:30~17:15)のいずれかを選択可能
休日:土・日曜日、国民の休日、年末年始(12月29日~1月3日)
休暇:年次有給休暇、病気休暇、特別休暇(本学の勤務時間規程による)
(4) 給与
年俸制とし、本学の給与規程に基づき決定します。
(5) 通勤手当
支給(支給要件有り,上限55,000円/月)
(6) 社会保険等
健康保険・年金:文部科学省共済組合・厚生年金、雇用保険:有、労働災害保険:有

5 応募方法 (1) 提出書類
① から④の書類を提出してください。(①から③は任意様式)
① 履歴書(写真貼付、メールアドレス記載のこと) 
② 研究又は職務に関する業績リスト 
(「2 職務内容と応募に必要な経験・能力等」に記載の「必要な資格・知識・経験等」に関する実績)
③ 応募分野の業務に対する抱負(A4 1-2枚)
④ 様式1「類型該当性の自己申告書およびフローチャート」(※)

(※) 様式1「類型該当性の自己申告書」の提出について
2021 年 11 月「外国為替及び外国貿易法」(外為法)に基づく「みなし輸出」における管理対象の明確化に伴い、大学・研究機関における教職員および学生への機微技術の提供の一部が外為法の管理対象となりました。これにより、本学教職員への応募者全員を対象に「類型該当判断のフローチャート」を確認した上で、様式1「類型該当性の自己申告書とフローチャート(別紙)」の提出が必要となります。また、採用時には「誓約書」の提出が必要となります。
 以下から自己申告書様式(日本語または英語)をダウンロード・記入し、他の書類とともにご提出下さい。
https://nuss.nagoya-u.ac.jp/s/gQFP4rjYj5FdiLR

(2) 応募締切
令和4年(2022年) 10月21日(金) 17時必着
※応募締切に関わらず順次選考を行い、採用者が決定次第、募集を締切ります。
(3) 複数応募
名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部からの公募については、複数の公募に応募することができます。複数の公募に応募する場合には、(1) 提出書類のうち①②は各一通のみ、③④については応募職務ごとにそれぞれ別葉で作成・提出いただき、配属希望の優先順位を必ず記載してください。(表の区分欄「A」~「F」と優先順位を記載ください。)

6 選考方法 ※応募があった方から順次選考を実施いたします。
書面選考の上、面接を行います。(面接の日時・方法については後日連絡します。)
7 書類提出先 (1) 電子メールによる応募
上記の提出書類を1つのPDFファイルにまとめ、以下のアドレスに添付で送信してください。その際、件名を「(応募の分野名)リサーチ・アドミニストレーター応募(氏名)」としてください。なお、受け取りの確認メールを必ずご確認ください。
書類の提出先アドレス: ken-ken@adm.nagoya-u.ac.jp

(2) 郵送による応募
電子提出が困難な場合は、下記にご郵送でも受け付けます。封筒に「(応募の分野名)リサーチ・アドミニストレーター応募書類」と朱書きし、提出書類を書留郵便にてご郵送ください。 書類の郵送先: 〒464-8601 名古屋市千種区不老町 名古屋大学研究協力部研究企画課研究総務係

(※応募の分野名には、企画・プロジェクト推進部門、研究支援・人材育成部門、産学協創ユニット担当、産学協創ユニットSDGs担当、スタートアップ推進室、知財・技術移転部門の何れかを記載してください。)

8 問合せ先 名古屋大学研究協力部研究企画課研究総務係 山田 
電話:052-789-2039 e-mail: ken-ken@adm.nagoya-u.ac.jp
9 その他 面接のための交通費等の経費は応募者においてご負担ください。
提出書類は返却しませんので、あらかじめご了承ください。審査終了後、大学において個人情報に注意し、適切な方法で処分します。
※兼業は原則禁止です。また、研究を行うことは認められておりません。

大学の公募サイト( https://www.nagoya-u.ac.jp/employment/ura/index.html ) も、必ずご確認願います。

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